①「一般財団法人　少林寺拳法連盟の手続き」よりマイページ　を開きます。　 　※こちらの手続き解説の動画より確認できます！

日本には日本武道館で正式に認めている武道は９つあります。少林寺拳法は、もっとも新しい武道の一つです。
　これを一番初めに始めた人が開祖とよばれている宗道臣先生です。苦しくつらい戦争経験から、「半ばは自己の幸せを、半ばは他人（ひと）の幸せを」ということを悟られ、この言葉を実現するため、戦後間もなく、少林寺拳法が１９４７年に始まりました。それ以来、この言葉は少林寺拳法の拳士に取って大切な理念として、世界で拳士の絆となる考え方になっています。
　少林寺拳法は世界のどこでも「合掌礼」さえすればだれでも仲間になれます。言葉にならないこうし絆は、少林寺拳法の拳士であるならば、どこでもだれにでも心がつうじあえるという考えによるものです。
　だから、宗道臣先生は、この理念を多くの人、ひとり一人の心に広め、それを目指して自分の弱い気持ちを強い気持ちに変えることからはじめるように指導されました。その小さな一歩が他人（ひと）のための行動力になることを示してくれたのです。
　少林寺拳法の拳士は、人と比べるのではなく自分と向きあうために、肉体と精神を培う努力からスタートします。少しづつ心と身体の変革に気づくことで、他人のことも大切に思いやれる正義感を養う修練を行っています。
　　少林寺拳法をつくった宗道臣先生の理念は今も変わらず生きています。